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ワクチン接種と 五十肩
COVID-19のワクチンについて
コロナのワクチンについては、様々な意見が飛び交っています。
私は3回接種しました。正確に言うと、3回も接種してしまいました。
無知であったこと、自分で情報を集めて見極めなかったこと、周囲に流されたこと、そして周囲の圧力に負けたことも多少はあったと思います。
これは言い訳であり、すべては自分の責任です。
今なら、コロナのワクチンを打つことは無かったでしょう。
私は1回目、2回目のワクチンは2021年の夏に受けました。息子たちにまで打たせてしまいました。
3回目は2022年3月に受けました。
そして、その直後に接種した左側の肩に真っ赤の炎症が起きました。1,2回目はファイザー、そして3回目はモデルナでしたので、いわゆるモデルナアームであったと思います。モデルナアームは、水素風呂に入り、水素を発生させる電極をずっとあてていたところ、さーっと赤みがひいて1晩で良くなり、びっくりしました。
ところが、すぐに今度は左の肩に激しい痛みが生じ、いわゆる五十肩を発症しました。およそ2週間程度痛みが続き、腕を上にあげることもできず、睡眠中も左腕を下にすることはできませんでした。これについては、年齢のせいかなと考え、五十肩とワクチンを結びつけることなど、まったくありませんでした。
ところが、私の姉もワクチン接種後に同じように五十肩を発症していたのです。
姉は泌尿器科医でロボット手術を数多くこなしています。
五十肩はロボット手術を行う上でかなり支障を生じます。
姉も五十肩は歳のせいだと思っていました。
けれども、ワクチンを接種した後に生じる、SIRVA(Shoulder Injury Related to Vaccine Administration)という病態があることを偶然知りました。
ワクチン接種後に注射部位が痛んだり、筋肉痛や頭痛、倦怠感、発熱などの症状が現れることがあります。これは免疫反応によるものであると考えられています。このような症状が数日以内に収まればよいのですが、2週間以上にわたって症状が持続する場合にはSIRVAの可能性があるそうです。
SIRVA(Shoulder Injury Related to Vaccine Administration)について
SIRVA(Shoulder Injury Related to Vaccine Administration)はワクチン接種に関連した肩関節障害と訳されています。ワクチンを接種した後に生じる肩の急性炎症で、2010年に初めて報告されました。ワクチン後に肩の痛みが持続し、腕が上がらなくなったり、後ろに回すことができなくなる症状を認めます。
これは、ワクチンを打つ部位が不適切であることが原因で生じると考えられています。
不適切である、といっても、その部位は日本医師会が推奨している、肩峰から3横指下の部位です。
その部分に接種すると、肩の筋肉である三角筋の下にある”滑液包”、(三角筋滑液包:肩関節の傍にある液体で満たされた袋)にワクチンが注入されてしまう確率が上がります。ワクチンは注入された部位で免疫反応を起こしますので、肩関節に炎症が起こるということです。
でも、ワクチンを打ってもらうときに、自分でここに打ってください、とはなかなか言えませんよね。。。。
肩峰からかなり下、前腋下と後腋下(脇の下の前後)を結ぶ線の高さの部位に、腕は下におろした状態で接種してもらうのが安全なのだそうです。手を脇に当ててください、というのは、橈骨神経を傷つける可能性があるということです。
又、接種者も接種を受ける人も座ることが重要とのことです。
友人の整形外科医は、コロナ以来、四十肩、五十肩が増えているというイメージを持っているということでした。
私も、ワクチン接種後に五十肩になりましたので、SIRVAについて知ったときに、まさにこれだ!と思った次第です。
幸い、私の肩の痛みはビタミンCの点滴で回復しました。本当はもっと早く気づいて点滴をすればよかったのですが、自分のこととなるとすっかり後回しになってしまうのです。痛みだしてから2週間経ったところでそうだ、ビタミンCの点滴をすればよいのだ、と思い立って点滴を受けたところ、サーッと痛みがひきました。
通常の四十肩、五十肩には水素もかなり効果があります。ビタミンC点滴、リポC摂取、水素吸入、水素風呂、水素サプリメントの摂取で回復している方がたくさんいらっしゃいます。
肩の痛みでお悩みの方は是非お試しください。